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卒団生インタビューVol.2:渡邉風汰

2022.4.25

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  • U-15

卒団生インタビューVol.2:渡邉 風汰

これまでのS.C.インテルナシオナルジャパンの歴史や価値観、基準を作ってくれた卒団生たち。
インテルを知らない方や今頑張っている現役選手含めて、どのような先輩達がいるのかまた3年間を終えたOBの方々が現在どういった進路を選び人生を歩んでいるのかを知る「卒団生インタビュー」。
前回は倉内選手にお話を伺い、今回は2期生の渡邉さんにS.C.インテルナシオナルジャパンでの学びやチームの魅力についてお聞きしました。

渡邉 風汰(Watanabe Futa)

<経歴>

ポジション:MF
西宮KSFC
S.C.インテルナシオナルジャパン(2期生:キャプテン)
滝川第二高等学校
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 1回生

 

S.C.インテルナシオナルジャパンを選んだ理由とは?

渡邉さん:
中学校に上がる際にJクラブのチーム(セレッソ大阪西、ガンバ大阪)を受けていたのですが、落ちてしまいました。そこから神戸FCに入団しようと決めていたものの最終選考で落ち、父親がインテルを見つけ面白そうだと感じ入団しようと思いました。

◾️ 面白そうだと感じたところをもう少し聞かせてください。
渡邉さん:
僕らの時は、夕方以降になるとグラウンドが真っ暗になります。
明石公園で練習をしていたのですが、ナイターが無い時で暗闇の中で練習をしていました。
「こういう所でするのもいいな」と思いました。笑

◾️ なるほど、面白さはそういうところだったんですね。因みにインテルは厳しいと思われている方も多いですが、そのように感じましたか?
渡邉さん:
勿論、厳しいとは思いました。
僕たちが入団した時は今よりもすごく厳しくて、意味が分からないとも感じた事もあったと思います。
しかし厳しさ以上に自分の環境を大きく変え、1から頑張りたいと思う気持ちのほうが強かったため、ここに入団しようと決めました。

◾️ 「環境を変えたかった」とはどういうことでしょう?
渡邉さん:
中学生に上がる頃は、サッカーに伸び悩んでいる時期でした。
「どうすれば壁を越えらるのか」、自分でわからなかったです。
西宮に住んでいたのですが、インテルの活動拠点は明石です。
距離がすごく遠かったのですがそれでも、どうにか変わりたかったので選んで良かったと思います。

 

渡邉さんから見て、S.C.インテルナシオナルジャパンの良さとは?

渡邉さん:
やはりインテル時代は、どこの出身のチームよりも厳しいことを成し遂げてきたという自信があります。
辛い時や試合に出場できなかった時も「ここで3年間やってきた」という自信があるからこそ、何度でも立ち直ることができました。
今サッカーはしていませんが、その経験は今でも頑張り続けられる一つだと思います。

S.C.インテルナシオナルジャパンの魅力3つ伝えるなら?

1、伸びる、成長できる
2、どこよりも走る
3、愛のある厳しさがある

インテルの一番の魅力は「伸びる」です。

小学校年代はそこまで注目されていない選手でも、インテルで真面目に取り組み経験を積むと伸びます。
また、強豪校から選ばれ進学することも可能です。
ここがインテルの一番の魅力だと感じます。

他のチームで3年間しっかりサッカーと向き合うと強豪校に行くことも可能ですが、自分と向き合うことがまず中学生年代で出来るかと言われると・・・難しいです。
また、兵庫県の小学校選抜に入っていて注目されていたとしても中学で伸び悩み普通の公立高校に行く選手は沢山います。今はわかりませんが僕らの時は、あまり有名ではない名前も知らない選手ばかりでした。それが強豪校に行ったり、1つ下であればJユースに入ったりする選手もいます。
これは本当にインテルだからこそだと感じます。

 

S.C.インテルナシオナルジャパンに入団前と後で何が変わりましたか?

渡邉さん:
サッカーと本気で向き合うことができたのは、インテル時代の3年間です。
小学校までは遊びの延長線上でやっていましたが、ここに来て「本気でサッカーをする」を教わりました。
後は、戦う姿勢が変わりました。
試合での1対1の厳しさや走る時に、隣の人に負けない気持ちなど一つ一つの姿勢が変わったと実感しています。
この姿勢が高校で走る際に「インテルだから負けられない」という気持ちで走れましたし、乗り越えられる力がつきました。

 

S.C.インテルナシオナルジャパンで学んだこととは?

渡邉さん:
今は芝生など設備が整った状態で練習ができています。
僕は2期生だったので、芝生もなくナイター設備もない中で練習をしていました。電気を発電させるために自分達で練習30分前にガソリンを補給し発電機を回すことをしていました。18:00から練習が始まるのですが、間に合わなければ走ることも・・・。笑
このような環境で練習をしてきたため、自分達よりも強いチームに勝つことはすごく嬉しい気持ちになりました。
また僕がキャプテンをしていた時に、初めて関西大会に出場する目標を達成できました。
本当に嬉しかったです。
そういった0から生み出すことや考える力は、強いチームで学ぶことはできません。

◾️ インテルでは、キャプテンをされていたのですね!大変だと感じたことはありますか?
渡邉さん:
どのように上手くまとめるのかを考える中で、僕は結構厳しい言葉をかけていたと思います。
サッカーはそこまで上手くなかったため、バランスを取ることやこのチームをいかに引っ張っていくかが難しいと感じることもありました。
しかしこの経験が後の高校や今の大学生活でもリーダーシップをとり積極的に行動することに繋がっていると感じます。

 

渡邉さんの将来の目標は?

渡邉さん:
大学に入学し1年間ほどサッカーができていません。スッキリした気持ちになるかと思いきや、辞めた後「本当にサッカーが好きなんだ」という気づきがありました。選手としてではなくても、どこかの形でサッカーと関わりつつ今は国際系の大学に通っているため一度海外に行き、もう少し色んな選択肢を増やし決めていきたいと思っています。
できることなら、自分の母校やインテルに何か還元できるようにしたいです。

 

最後に現在頑張っているS.C.インテルナシオナルジャパンの選手にひとこと!

渡邉さん:
若原さんからも厳しい言葉を掛けられると思いますし、周りと比べた時に自分は劣っていると新春期だから思う時期だと思います。
結果が出なくても自分と向き合い続けることで、今後の人生に「この時やってて本当に良かった」と思える時期が必ずくると思うので、1日1日を大切に頑張ってください。

 

渡邉さん、ありがとうございました!
こらからのご活躍、スタッフ一同楽しみにしております。

投稿者:インテルナシオナル 広報担当

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